奴碑訓 公演情報 Project Nyx「奴碑訓」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/03/14 (水) 14:00

    座席1階I列10番

    14日午後、東京芸術劇場シアターウエストで上演されたProject Nyx 第18回公演 美女劇「奴婢訓」を観てきた。これは、知人のマルチパーフォーマー・若林美保が出演していた関係からであるが、そのほかにも他劇団公演で注目している役者、例えば傳田圭菜や綾野アリスなど複数が出演していたことも観に行くきっかけとなっている。

    この作品は寺山修司の作で、天井桟敷の代表作で知られる。主人不在の館で、女中達25人が交代で主人役を演じるというもの。当然ながら、出演者は女性ばかり(が前提で、例えば寺山のそっくり人形を操る男性も登場したりする)で、舞台装置に負けないくらい女性達の衣装や雰囲気は華やかというか個性的。台詞だけでなく、時にはダンスあり、時には黒色すみれの演奏(ヴァイオリン&歌)あり、そして時には役者が客席に降りて客とやりとりするシーンもあって、途中休憩を挟んでの2時間10分の舞台はあっという間に過ぎ去った。まさに、寺山の世界、美術の宇野の世界、演出の金の世界が満杯の舞台であった。

    役者たちの個性と存在感も凄くて、いつもなら印象に残った役者の名前を挙げるのであるが、今回は全員すばらしい。もちろん知人・若林が開演直後に見せた赤ロープと、終演直前に見せた白布を使った空中演技は菅らしかったし、注目していた傳田や綾野の演技も秀逸であった。また、クラシック音楽の使用場面も多く、個人的に舞台に入り込みやすかった。初見参の黒色すみれも印象的な存在。
    この公演を一口に言えば、演劇・舞踏・音楽・美術の総合芸術的な内容と言えるだろう。

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    2018/03/15 17:26

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