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見晴らす丘の紳士
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公演情報
LiveUpCapsules「
見晴らす丘の紳士
」の観てきた!クチコミとコメント
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unicorn(1870)
満足度
★★★
90分。
ネタバレBOX
江戸時代に生まれて明治維新を経て政府側に入るも実業家としての道を歩んだ渋沢栄一の半生を描く。
渋沢が出資設立し相談役として在籍している砂糖の会社?が政治資金などの問題が明るみに出て、にっちもさっちも行かなくなり、渋沢に泣きつく幹部たち。渋沢は金子という、会社が買収したりしてさんざんな目に合わせてきた男しかたちなおさせることはできないと、金子を呼び頭を下げ立て直しを迫るが、金子は未来の日本のためそれを断る…。
前半が退屈。あんまり生きてる感じがしないかな。色々アップテンポに進むせいもあるかもだが、とっかかりがないというか。
物語が大きく動く終盤は見ごたえあった。渋沢を演じた宮原将護も、金子を演じた山田隼平も、いい演技で気持ちがこもって見えた。
日本が一つになる(合本?)という思想と資金を携え、それでいて方々の依頼に悩む渋沢の様子は、激動の時代を生きる「男」そのもの。同時に、日本の未来のため渋沢の願いを断る金子もまた「男」なんだなと。結局目的がかなわなかった渋沢が、飛鳥山を眺めて終幕するのも美しかった。
二人の話の前に、幹部連中が表向き強気で渋沢邸に乗り込み、好き勝手騒いだ揚げ句、誰も責任をとろうとしないシーンが、二人の会話を際立たせてて好き。渋沢や金子みたいな「男」はなかなかいないよねと。
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2018/03/10 23:29
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