『戦争戯曲集・三部作』 公演情報 劇場創造アカデミー「『戦争戯曲集・三部作』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2018/02/25 (日) 11:30

    昨年、日程の都合で観ることができず、今回やっとの観劇。と思ったら、卒業制作での公演は、今回が最後とのこと。観終わって、図らずもその事実に落はんすうしたくなる落胆した。

    この芝居、中毒性が高い。1度見るだけでは消化できないし、もう一度、1つ1つの場面を反芻したくなる。とはいえ、限られた期間での、数回の公演。再見したくても時間が取れない。ということで、初の翻訳本を劇場で、購入した次第。
    戯曲というより、まるで詩集ですね。第一部冒頭から、不思議とランボウの「地獄の季節」を思い起こす。このタイトルが、戦争戯曲集の1つ1つの場面を想起させるからかもしれない。

    うーん、また観たい。でも、商業的に客を集められるような舞台ではなさそうだし、8時間上演は、役者の確保とあいまって難しそうだし、何よりも1000円という価格で、ここまで上質の舞台を観ることはできない。

    役者さんの力量はもちろんだけれど、佐藤信、生田萬の両演出家の力量にも関心することしばしば。

    ただし、第3部の老婆は、ちょっと元気がよすぎて、テンポが速めになってせわしく感じたけど。

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    2018/02/26 17:11

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