プレイユニットA→XYZ『200億の客船』/東京カンカンブラザーズ『ラブ・シャーク』 公演情報 東京カンカンブラザーズ「プレイユニットA→XYZ『200億の客船』/東京カンカンブラザーズ『ラブ・シャーク』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    鑑賞日2018/01/27 (土) 13:00

    座席1階1列

    価格0円

    チケプレをいただきましたが、厳しい評価になりますことをお許しください。

    そもそもこのチケプレに申し込んだ理由は「新しいコメディを観たい」。
    何か面白いコメディをする劇団はないか。昨年から探しているのですが、いまのところアガリスクエンターテインメントしかない。

    そして今回東京カンカンブラザーズの「ラブシャーク」を拝見。
    そうですね、渡鬼が好きな世代向けではないでしょうか。
    ズッコケや動けない理由(腰)など非常に笑いネタが古典的。
    ただそこに若者言葉も入れてきましたので、どの客層を狙っているのか焦点ボケもありました。

    新喜劇のようになってもよいし、古典的な笑いでも構いませんが、もっと客層を狙い撃ちしていいのではないでしょうか。

    残念ながら私が求めているコメディではありませんでしたが、この笑いに需要があることは知っています。

    最後にイイ話にもっていくならば、もっと前半にその種を蒔いておいて、最後にそれを拾い上げる(回収する)。その種が芽生えると話の軸になり、ストーリー全体が生きてきますし、観ている人の満足感も上がると思います。

    例えば黒い3人の正体は最初に明かしておいて、船内で何食わぬ顔で装っていること。これ軸にして話を進めていき、「いつバレるのか?」「本当に悪いヤツなのか?」と客に期待感を持たせてもよかったのでは。
    そこにバレなくて済んだ小さなストーリーや「本当はイイ奴なんじゃないのか?」と思わせるものをその軸に肉付けしたほうが話がわかりやすいと思いました。

    軸がしっかりして「展開のワクワク感」を客は持つと、笑いや意外性に対して素直に反応できる余裕ができると思います。

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    2018/01/30 10:46

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