満足度★★★★
鑑賞日2018/01/21 (日) 17:00
1万円を渡して、その使い道を映画にしようとする男と、その男が落とした1万円を渡そうとして男を追う女。2人が井の頭線と小田急線を行ったり来たりする中で出会う人々や、数々のエピソードで物語を紡ぐ手法は、須貝らしく丁寧に緻密に準備されている。ややご都合主義的な展開も須貝らしいやり口と思えるし、叙情的な終盤は須貝の真骨頂である。役者陣も、やや難しい課題に挑戦して、座組が新鮮に見えた。
0
2018/01/23 16:25
このページのQRコードです。
拡大