満足度★★★★
鑑賞日2018/01/17 (水) 19:00
ある白い靴が、いろいろな人の手を渡る内に汚れていく…、という、リジッターらしい「モノ」語りが語られる前半。靴は森脇洋平の動きに、上手上方にいる新垣里沙が語り手というのがちょっと面白いのだが、ちょうど半分を過ぎた頃に、その理由が分かる。ここがリジッターとしては新しい試みということになるのだろうか。大手の劇場で客演も多く、少しいつもとは違ったことをやってみたということなのだろうが、それは一応は成功していると思う。2時間20分という長さはリジッターにしては長い方だが、気にはならない。ただし、肉体的には少し辛い。