満足度★★★
台詞による交響楽
「コマツ企画がお送りする、自分が接した事の無いちょっと変わった人との接し方初級編」と銘打っており、まずいくつかの会話場面が提示されてそれらが時に関連付きながら次第に発展・変容して行くさまにM.C.エッシャーの「メタモルフォーゼス」を連想。
が、終盤のある場面でひらめいたフレーズは「台詞による交響楽」。
順次テーマが提示され、それらが時に同時に奏され、時に変奏され、時に再現されながら壮大なフィナーレ(大合奏)で締めくくられるのは交響楽なんじゃね?みたいな。
あと油断していると眠くなってしまうのも交響楽的?(爆)
そんなこんなで初見であった前回公演『動転』とはガラリと変わったタイプではあったが、これはこれでまた独特。