満足度★★★★★
Aプログラム:『めんどくさい人』+『スーパーアニマル』
短編というと、やはり「オチ」ではないか、と思われがちではないか。
しかし、MUというか、脚・演のハセガワアユムさんが目指していめのは、ストーリーのオチではない。
一見、「面白」な構図に見えていてもその根底にあるテーマは、ハセガワアユムさんの「世界のとらえ方」が表れている。
センスある、というか極々個人的なセンス“のみ”(笑)に散りばめられた台詞は、あまりにも言葉の選択が鋭い。
そこがコメディ的でもあるのだが、その「笑い」と「歪んだ(笑)キャラクター」たちの背後には、彼から見える「世界」がある。
(以下ネタバレbox)