満足度★★★★★
泣くかもしれないとハンカチを握りしめての観劇でしたが、そのハンカチをまさか声を出さないようにする為に使うことになるとは!
それまでの各神楽の主人公が出てきた時の驚きと喜びとで叫びそうでした。
荒が闇を振り払うのではなく、受け入れる形で立ち上がる姿と、手を貸すのではなく、共にいることで荒を助ける白と元が印象的です。
ラストのその後のシーンは、作品の中で心踏音の2人が救われたことに涙が止まらなかったし、荒がにこにこと台上で見守る姿は、作演の竹村さんが自分の生み出した子どもたちを見守るようにも見えました。
5ヶ月の集大成といえる素晴らしい作品でした。