満足度★★★★★
鑑賞日2017/12/26 (火) 19:30
価格2,500円
19:30の回(晴)
19:02受付、開場。
入ると...地味な居酒屋。
テーブルに薄い座布団、畳、その下、土台は無数の酒瓶が支えている。まさにアルコールの世界。
先月読んだ「酒のやめ方講座(中本新一著) 」、ここには「アルコール依存症は治らない」としか書いてないようなもので世界はお先真っ暗。
一方、テーブルを囲み熱くまた冷やかに語る男女の背景に何があるのか。
19:32開演~21:17終演、後説は笠浦さん。
(Wikipedia)
アメリカ合衆国憲法修正第18条:
本条の承認から1年を経た後は、合衆国及びその管轄権に従属するすべての領土において、
飲用の目的で酒精飲料を醸造、販売若しくは運搬し、又はその輸入若しくは輸出を行うことを禁止する。
都条例で禁酒ができるかはさておいて、地域限定という設定が小粋。もっとも人が集まるところだけにもっとも嫌われる法律を投げ入れたら、このなんとも中途半端な構成がお話の揺れに繋がっているように思う。「町」の印刷屋、「個人」経営の居酒屋という、伸ばした手が届く世界がすべて。
忘年...誰もが思う、忘れてしまったこと、忘れかけていること、忘れたいこと or 忘れたくないこと、いろいろと思いながら観ていました。
加藤睦望さん、今年は、やみ・あがりシアターで3公演、客演で4公演。初めて観たときから2年余。時がたつのは速い。八海山のラッパ飲みはなかなか出来ないことだと思う。
東象太朗さんは「ユリコレクション(2012/9@BOX)」?