俺は大器晩成、~四十にして大輪を咲かせる予定~ 公演情報 劇団献身「俺は大器晩成、~四十にして大輪を咲かせる予定~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/12/21 (木) 19:00

     最近、いくつかの公演で興味深い注目すべき演技を見せる永井久喜を、本拠地で観たいと思って行った。作者が22歳の時に書いた28歳のミュージシャン3人の物語を、実際に28歳になり大幅にリメイクした再演(と言いつつ、当パンでは最小限にしたとか書かれている)。22歳なら分かる勢いは感じるが、緻密さにはやや欠ける。
     ミュージシャンに関する芝居というのは、多くの場合、それを演劇に置き換えて自己肯定的になりがちだが、本作でもその傾向は見られる。もっとも、登場人物の多い群像劇で、最終段階ではミュージシャン主体になるものの、それぞれの人物の物語が絡み合っているので、やや薄まってはいる。ただし、人数が多いことによる分かりにくさと冗長感は否めない。
     注目した永井久喜は、出る場面は少ないけれど、劇団員らしい脇を固める演技が興味深かった。

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    2017/12/22 11:53

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