赤と青 公演情報 ラビット番長「赤と青」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

     尺は約1時間。だが、濃密でスリリング、而もどうにもならない問題に実際対処せねばならない、現実に生きる人という存在のリアルを実に端的に描き切っている。(追記後送)花5つ☆

    ネタバレBOX


     井保氏が、アクトゲーム用に書き下ろした作品なので、脚本最初の2ページは、お題として別の人が書いた。では、アクトゲームとは? という質問に答えておこう。先ず、何らかのお題が与えられる。お題とは上記の如く最初の2ページである。ゲームに参加していた作家が、その書き出しを自分流に紡いで物語を完成させるというのがゲームなのである。
    最後の最後まで対立軸がぶれないことが、演劇の要諦であることを実に深く理解し実現している脚本である。 
    井保氏は学生時代、病院で受付のバイトをやっていたそうで、その体験を踏まえての作品なのだが、現実に起きるどうしようもない出来事・事態を当にその点に於いて現実的に描いている点が凄い。ラストのジョークで終わらせる手際も見事である。
    演出も今回は井保氏がやっているが、役者陣の演技の質も大変優れたものであり、充実した時間を過ごさせて貰った。

    0

    2017/12/17 14:58

    1

    0

このページのQRコードです。

拡大