満足度★★★★
鑑賞日2017/12/10 (日) 16:30
価格1,100円
16:30の回(晴)
16:00受付、開場。
やや丸みを持たせた配置のパイプ椅子席、舞台上はやたらと散らかっていて、紙くず、靴、服、ぬいぐるみ、カバン、クレヨン、下手に加湿器。正面のみ白、両サイドは暗幕。
16:28前説(90分+15分休憩)。
ここ(JOYJOY)は「植木鉢と筋肉痛(2014/3)」以来。
13:00から隣駅の江古田、日芸キャンパスで卒業ダンス公演、終了後、そのまま歩いて会場へ。
サイトへ行くと「放送劇」「朗読劇」「抽象劇」ということばがありました。近くだし、聴くと観るとのバランスなのだろうか、そんな気持ちで来てみました。
16:32開演~17:11、休憩、17:30~18:08終演。
説明に「悪夢」とあり、展開もそのような雰囲気を漂わせています。
基本、マイクを使った朗読。
登場人物はふたり、ただ、マイク以外のところ(録音?)からセリフが重なるので4つの人格のやりとりのようにもみえます。
覚醒、正夢、悪夢、妄想...いろいろ考えることができそうです。ただ、そのぶん全体が曖昧(不可思議な...かな)なまま進行。
乱雑な床も見たままなのか、そういうものとして知覚しているのか、これもいろいろ。
音響がポイントのようです。ただ、リアルなサンプリングではなく霧がかかったようなトーンやメロディをもたず不安になるような(人工的、非日常的な)電子音のほうが好みかなと思いました。
白と黒の衣装は、幕と合わせたのか、であればテキストの表紙も白と黒にしてみるなど小さなところにもこだわってみると面白いかも。