サバンナモンキーの憂鬱 公演情報 くによし組「サバンナモンキーの憂鬱」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    90分。

    ネタバレBOX

    描いてたら消えちゃったので簡単に。

    人間になったサバンナモンキーが人間の女に恋して、自身の金玉が青いこと(人間でないこと)に劣等感を抱くが、友人である猿のトモの助けもあり、モンキーに戻る直前に告白をする、というストーリー。
    人の姿はしてるけど、結局モンキーな青介(梅田優作)の苦悩が伝わりにくい印象。青介は恋以外にも人とモンキーとのジレンマに悩んでいたのかな。マドンナ(小畑はづき)の苦悩(家族から認められていない)との絡め方もぼんやりしてるかな。マドンナの苦悩の方がくっきりしてるし。マドンナへの告白のキッカケ部分にイベント性があってもよかった。トモ(澤原剛生)も猿と人との違いに劣等感を感じる描写もあるけど、そういう観点で見ればよかったのか。猿役と猿から人間になった猿の配置の意図がつかめなかった。

    キャラはいろいろ立ってて見やすかった。青介にフラれる世話山さん(牛尾茉由)とか好き。自暴自棄からか園長の山田(山田健太郎)と関係してしまい、チャ子(赤猫座ちこ)に好きな人の子を産みなと告げるとことか。チャ子とトモの関係もベタながらよい。
    90分ながら、紆余曲折もありつつクスっとできるトコもちょこちょこあって楽しめた。檻をコート掛けで表現したのもデザイン的に好き。
    接客も良かった。

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    2017/12/10 23:47

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