期待度♪♪♪♪♪
戦中よりも、戦後の混乱期の方が、庶民の生活は酷かった。戦中は、無論、空襲の被害や広島、長崎への原爆投下を上げるまでもなく庶民は、戦禍に怯えた訳だが、戦後の世界は、生き抜く為の地獄であった。ハイパーインフレに追いつけない施策や、不足した食糧、物資の入手の為に、人々は奔走したのである。街には、ポン中が溢れ、浮浪児が山のように居た。進駐軍として居座り続けた米軍の治外法権下での勝手な振る舞いや、媚びを売る日本の支配層の堕落と下司根性が、これに輪を掛けた。このような状況が、庶民が必至にならざるを得なかった背景にある。