満足度★★★★
3編交互上演かと思いきや、旧作の新バージョンは前半・後半に分けての上演(それを踏まえて新作も前半と後半で演出が変わる)と知って慌てるも無事に3作コンプリート。
【エメラルドの都~sentimental happy days~】 (7/11 19:30)
ペシミスティックな「チーム対抗オズの魔法使い」、以前観ていたので「そうだったなぁ」とか「そうだったっけ?」とか思いつつ観る。映像で言えば「短いカットを重ねる」ような場の畳みかけとそのスピーディーな転換が流石。
【僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪】(7/23 14:00)
7人のアレの設定が鮮やかで赤いアレの使い方が見事。いやホント犯行動機に説得力がある。なお、選んだ席は白雪姫の「行ってらっしゃいの笑顔」の特等席。
【天幕旅団の遊園地】(7/23 18:00)
天幕旅団としては珍しく本歌取りでない中編にして多分にリリカル。
冒頭場面で漠然と星新一を想起したもののやがて「いや、違うな、他にこんなタッチがあったようだが誰だっけ?」状態に。