ファンタズマゴリア 公演情報 「ファンタズマゴリア」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.1
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  • 満足度★★★★

    3編交互上演かと思いきや、旧作の新バージョンは前半・後半に分けての上演(それを踏まえて新作も前半と後半で演出が変わる)と知って慌てるも無事に3作コンプリート。

    【エメラルドの都~sentimental happy days~】 (7/11 19:30)
    ペシミスティックな「チーム対抗オズの魔法使い」、以前観ていたので「そうだったなぁ」とか「そうだったっけ?」とか思いつつ観る。映像で言えば「短いカットを重ねる」ような場の畳みかけとそのスピーディーな転換が流石。

    【僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪】(7/23 14:00)
    7人のアレの設定が鮮やかで赤いアレの使い方が見事。いやホント犯行動機に説得力がある。なお、選んだ席は白雪姫の「行ってらっしゃいの笑顔」の特等席。

    【天幕旅団の遊園地】(7/23 18:00)
    天幕旅団としては珍しく本歌取りでない中編にして多分にリリカル。
    冒頭場面で漠然と星新一を想起したもののやがて「いや、違うな、他にこんなタッチがあったようだが誰だっけ?」状態に。

  • 満足度★★★★

    「天幕旅団の遊園地」…劇団の1年半ぶりの書き下ろし公演。とても印象に残る珠玉作。
    全編、抒情豊かな雰囲気が漂う作品。少しネタバレになるが、物語は1940年から2040年の100年間という時間軸が長いが、大枠は2つの話で分かり易い。この公演、脚本は人間味に溢れ、その感情を音響・照明といった舞台技術が豊かにしている。
    (上演時間1時間)

    ネタバレBOX

    囲み舞台、四方どこから観ても楽しめる。ほぼ素舞台で、四隅に木椅子が置かれている。その椅子はシーンによって、情景・状況を表す小道具になる。例えば、舞台設定は遊園地、それも当日パンフから向ヶ丘遊園(台詞で「モノレール」と説明)であると連想できる。この物語でも閉園しているが、その閉門を椅子で表現している。

    梗概…2020年の閉園後に訪ねて来る話、1964年の遊園地最盛期の話、という2つ。その話が交錯し抒情豊かに描かれる。最初は30歳前の女性が、思い出の遊園地を訪ねて来る。もちろん閉園していることは知っているが、間もなく取り壊される。自分が母親に捨てられた苦しく切ない場所であるが、母親と来た最後の場所でもある。内に入れないため帰ろうとする彼女に声を掛けたのが…当日パンフレットではロボット(渡辺望サン)である。後段の話は、遊園地の園長とその妻の出会いと別れ。開園日、体調がよくない妻と娘をタクシーで帰らせたが、その車が交通事故を起こし、妻は娘を庇い亡くなった。どちらも遊園地の思い出。その長い時間軸を見ているのがロボット。

    全編が雨模様。その演出はピアノを弾く(奏でるではなく)雨音、床に照らされる射光は地面を濡らす雨粒、という音響、照明は抒情的で印象に残る。また何本かの傘が何度となく持ち出されるが、その傘色によって情景が異なる。グリーンの傘は、それを持った人の視点(現在)のようであり、情景・状況の変化によって人から人へ渡される。先に書いたロボットは擬人化して見せているが、その温もりから“遊園地”そのものであろう。

    少し気になったのが、舞台と客席が近く、役者の表情等が間近に見えること。役者は4人であるが、演技は巧く心象形成も上手い。熱演であることは間違いないが、雨模様で少し肌寒いというイメージの中で顔に大汗をかいて…。役者は常に舞台上に居るから、何とか演出で工夫してほしいところ(少し残念)。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    天幕旅団の遊園地を観劇。ノスタルジーにどっぷり浸かり、メリーゴーランドが回るとこで涙が出そうになりました。

  • 満足度★★★★★

    「僕の中に・・・雪」を観劇。「リア王」でのエドモンド以来一年、青井そめさんの進境が著しく、大慶に思いました。

  • 満足度★★★★

    暗く悲しい内容ではありましたが、そんなことを感じさせない演出にくいいですね。
    実際には遊戯施設はないですが、本当に遊園地来ているような気持ちにさせられました。
    4人それぞれが主役のように演じられていてよかったです。

  • 満足度★★★★

    天幕旅団の遊園地
    曇天のなか、ちょっとしたエアポケットに迷い込んでしまった!そんな雰囲気を感じたステージでした

  • 満足度★★★★

    「天幕旅団の遊園地」観ました。本歌取りなしのオリジナルも流石です。ファンタジーの王道を行くような作品。フワフワとそれでいてしっとりした気分に包まれて、大いに堪能しました。

  • 満足度★★★

    <天幕旅団の遊園地>
    今は廃墟の遊園地、記憶は雨と共に。ただ、100年の物語というにはエピソードが浅いかなぁ。

  • 満足度★★★★★

    さんざめいていた、遊園地が憶えている淋しさが、回る、回る、回る・・・ 美しさがにじむ雨、美しいからにじむ涙・・・ 意識が夢の中に落ちかけた、素晴らしい!

  • 満足度★★★★

    「天幕旅団の遊園地」を観てきた。去年、会場のSPACE雑遊は初めてで「私はスター」を観た。こじんまりした会場だったが、終盤になるにつれて面白味が出て来た演劇だった。
    もう一度その会場で観たいと思い、7月16日に行った。驚いたことに客席数が前に観た「私はスター」の時よりもさらに少なくて、なんか自分にはぜいたくな感じがした。
    「天幕旅団の遊園地」については、こういう演劇もありだとは思った。ただもう少し何かピリッとしたアクセントもほしいような気もした。(脚本は変えられないだろうから、そこは配役の人たちの演技で)

  • 満足度★★★★★

    遊園地 観て来ました。傘といすだけで、いろんな景色を見せてもらいました。まちがいない劇団です。やさしい時間がすごせました。

  • 満足度★★★★

    「天幕旅団の遊園地」を見てきました。女性が物語を語り始めると 何故か私の頭の中に向日ヶ丘遊園地の情景が浮かんできた。一度だけ行ったことがあった。花を見に行っただけだったのだが その時の情景が鮮明に思い出された。お芝居を見たというより思いでを振りかえったようだった。

  • 満足度★★★★★

    「天幕旅団の遊園地」を観劇。優しく切ない物語。最初から最後まで夢の中にいるみたいで,心地よく素敵な,そして目が醒めると物悲しい気分になる秀逸の作品です。やはり4人の天幕旅団は良い!観劇の回は挟み舞台だったけど,後半戦は囲み舞台になるとのこと。同じ物語でも違った感じになるんだろうなぁ。時間が作れれば,これも観てみたい。60分,素敵に充実した観劇時間でした。

  • 満足度★★★

    視おわったあと、なんともいえないふわっとした気持ちになりました。

    ネタバレBOX

    時間が短かったからでしょうか、あっさりとした展開で終わった感じがするので、もう少し展開が欲しかった気がします。舞台をはさんで両サイドに分かれて観るスタイルでした。とてもいい雰囲気の中で話が繰り広げられたと感じました。
  • 満足度★★★★

    21時からの回という、勤め人にはありがたい時間帯。床デザインはあるものの、あとは椅子と傘だけで繰り広げられる、60分足らずのコンパクトな舞台。でもひと時の夢を見せられているような、切ないような、奇妙な体験でした。よかったです。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/07/09 (日) 14:00

    独特の雰囲気のある、幻想的な舞台でした。上演時間も短く、ふわっと終わってしまったので、何とな気物足りなさが残りました。幻想的な雰囲気は良かったです。

  • 満足度★★★

    「ファンタズマゴリア」50分。

    ネタバレBOX

    遊(渡辺実希)は、あの日母に捨てられた廃園した遊園地で案内ロボット(渡辺望)と出会い、遊園地誕生の話を聞き、園内を周り、つかの間の夢をみる…。

    イスと傘を使用し、遊とロボット、遊園地の創業者・幸之助(佐々木豊)とその妻・園子や二人の子・地鶴(加藤晃子)、の世界を上手につないで見せる演出は、とても天幕旅団らしい。照明とか衣装、床デザインとかも。
    幸之助と園子の恋めいたものとか、園子の死、地鶴と幸之助の親子愛とかで揺さぶりつつ、母に捨てられた遊の悲しみと、それを癒す遊園地ロボットとの別れで〆る一連の流れは美しいと思う。ただ、もう1ヤマあるのかななんて思ってたから、50分はやや短いかなと感じた。まあ、もうちょっと見ていたいくらいがちょうどいいのかもしれないけど。

    廃園した遊園地でみる幻のようなひと時っていう、ロマンチックなとこは好き。そして、近い将来撤去され「跡形もなくなる」という寂しさと、どこかで会えるんじゃないかというウォーミングなとこが好き。
  • 満足度★★★★★

    天幕旅団の遊園地を観てきました。60分ほどの芝居でしたが見ごたえありでした。廃園となる遊園地に次々に去来する幻想を上手く取り込み切なさがあふれていました。ファンタズマゴリアの演題も理解できました。私好みの芝居で良い60分を過ごしました。

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