期待度♪♪♪♪♪
予定2017/10/19 (木) 14:00
「幽霊行動学」に「幽霊化物質学」、説明書きを読む限り設定としてはとても魅力的。
全くな嘘ほど、設定がしっかりしていないと話が破綻しやすいのは、常識。SFの舞台なんかで、どうしようもない作品になっていたりするのは、舞台装置にお金がかけられない、役者が稚拙、演出家が凡庸というよりも、背景の書き込み(掘り下げ、深慮)ができていないことが大きな理由の1つである。
言い換えると、お金をかけても、良い役者を集めても、演出家が想像力豊かでも、真剣な嘘がつかれていなければ、空想・架空の世界ではどうしようもない。
上野ストアハウスの階段の踊り場で、昨日初めてチラシを見て、とても気になった芝居。
「戦慄のダーク・ファンタジー・ミステリー」の宣伝文句に、ちょっと怪訝な感じを抱いたけれど(え、何よ?)、タイトルや説明書きにはやたらと興味をそそられた。
過去の掘り起こしものは、面白そう。主人公が気にもかけなかった過去の言動が、あるいは気にもとめなかった現象が、思わぬ顛末を招いていたというような。
上野ストアハウスは、過去や異次元にもぐりこむような構造の劇場だしね。