写楽コンプレックス 公演情報 劇団銀石「写楽コンプレックス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    面白かったですよ。
    面白かったです。
    でも、どうしても柿喰う客の姿がチラついてしまって・・・。
    いわゆる柿フォローワーといった位置づけになってしまうと、劇団としてもあまりメリットにはならないと思うけど。

    でも、その元気、勢い、迫力は伝わりました。
    役者さんは人数が多いから人によって結構レベルに差が出てしまうけど、でもこの演出方法って意外と個人の差を縮める効果もあるので、それは良い効果かもしれませんね。

    でも、目標の中屋敷さんはもっと先へ先へと行ってしまっているので、スタイルだけ持ってきただけじゃ物足りないです。
    「銀石メソッド」って、柿がやってることを定義しただけに思えてしまうのが勿体ないです。。。
    バナナ学園純情乙女組の方が、オリジナルティがあるように感じました。

    ネタバレBOX

    約90分の舞台。
    でも、何だか長く感じられてしまった。。。
    タイニイアリスのあの桟敷席のつらさのせいってのもあったけど。

    地球という題材まで拡大していって、大航海時代とリンクさせるあたりは面白かったです。
    時代はズレてるけど。
    そこはフィクションということで力づくでねじ伏せている感じ。

    役者さんは、沢山出てるけどキャラがしっかりしているので、どの人も印象的でした。
    特に良かったのが、大統領候補、ヨーコ、写楽の母・妻・娘、歌舞伎役者、マルコポーロ。
    特にヨーコの本当に楽しそうな笑顔と不思議なキレのある動きが場を和ませてくれてました。
    存在感は写楽の母・妻・娘が圧倒的でした。

    違う題材で、もう一度見てみたい劇団です。

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    2009/02/02 02:34

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