満足度★★★★
信仰と教育という、どちらも精神的なことに左右される。その目に見えない内容を、物語化して概観を伝えられるところに脚本・演出(笠浦静花 女史)の力を感じる。自分は、この公演からアニメ映画「魔女の宅急便」を思い出してしまう。「郷に入っては郷に従え」という言葉があるが、今いる信仰の環境・世界から別の世界を覗いたとき、そこに見える社会・世界はどのように映るのか。そこでの生活を通して自分自身がどう変わるのか、変わらないのか。そんな問いかけをしている一種の寓話のようだ。(上演時間1時間45分)
ネタバレBOX
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2017/09/17 13:13
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