〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』 公演情報 Aga-risk Entertainment「〜その企画、共謀につき〜『そして怒濤の伏線回収』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    120分。

    ネタバレBOX

    寂れた商店街復興のためコンサルの飯田(伊藤圭太)に企画を提案してもらうも、それは商店街の象徴であるアーケードを取り壊すという内容で、面々は一斉に反対する。役員会に青年部としての案を提示したい小川(矢吹ジャンプ)はギリギリまで議論したいとして、議論が始まる。しかし、実は役員会ではすでにアーケード撤去で決定していることが判明し、一同ヤル気がそがれるが、飯田が一転して奮起し、あれよあれよとアーケードを残した、面々の「要素」が組み込まれた企画がまとまる…。
    というところまでが大体90分くらいで、自分の要素がないと主張する持田(前田友里子)や笠原(浅越岳人)らの要素を無理くり入れ、さらに今まで出てきた伏線を回収すべく、一同は奮起するという内容。

    議論劇としても結構笑わせてもらえるが、終盤の回収劇で勢いが増し、コメディ熱も急上昇する。メタ的な作品のようにも感じられるけど、単純に面白い。タイトルでネタばらししてるにも関わらず、笑いを引き出せるのは流石。
    伊藤圭太はマジメそうでいて、コメディ部分もしっかり担える役者と思う。ラストの孝夫(山田健太郎)の「ナイス回収」に対する、美友紀(鹿島ゆきこ)の笑顔の〆も好き。関(高木健)の絆ネタは単純に面白い。矢吹ジャンプの娘に対してちょいちょい出る「智美…」というセリフが地味にウケた。その娘(沈ゆうこ)の土門ネタも笑った。橘(榎並夕起)と牟田(甲田守)のアートネタも好き。あきる野フロンティア大学ってトコもいい線ついてる。

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    2017/09/17 09:22

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