満足度★★★
鑑賞日2017/07/26 (水)
気持ちの振り幅がプリプリ怒るを通り越し、常に怒怒怒のペース。怒りの沸点と鬱屈さ加減が若い、というか青いな〜というか。時代が違ったら好きな子に向かって「尼寺へ行け!」って言っちゃいそうなタイプか、ジミー。自問自答的拷問思想から階級圏で生きるしんどさに、見ていて、ああ辛い。
気なった点は、あの時代のアイロンがけを含む家事仕事って、家電とかに取り扱い大変で重労働だと思ったし、アイロン持って人の周りであんなに戯れあったら、大やけどしちゃうんじゃないのかなー?中流クラスのお嬢様だとしてもあまり家事などはした事ないだろうし、極貧生活に慣れちゃったかアリソン。生活に疲れちゃった感じは見えたけど、衣装とかもう少しくたびれた感があってもよかったのかも。ステージの近くだったら差異もわかったのかな。
よくよく考えれば舞台の世界観とはミスマッチとは思うが、閉塞感を感じる舞台だったので、今回のようなあの広がる天井と奥行きある舞台セット好きだ。あんなに立派な屋根裏に住んでみたいw。なんとなく男性目線で見ればよかったのかな。20年位前だったら、今回の演出担当した千葉さんがジミーやってそうなイメージがふつふつ。そんな演出の個性も少し思った。