満足度★★★★
鑑賞日2017/08/30 (水) 19:30
価格2,000円
早口の台詞はテンポの良さと聞き取りにくさの両刃の剣、そんなところに起因する序盤の「ダイジェスト感」が気にならないでもないが、そこ以外はアーティスト志望のコの成長を絡めたパンク讃歌、軽い揶揄や皮肉にもニヤニヤできて愉しく、ワカり易い(=ベタとも言う(笑))各キャラクターの設定とその表現も的確。
また、「アレ」を3人で聴く場面やその後の「2人」が少し踏み出すための会話をする場面を筆頭に照明が見事。
劇中に出てくる固有名詞や単語を知っているとより楽しめるかも。
作品は音楽業界を描いているが、脳内で別の世界に置き換えながら観るのもまた一興。さらに頷けたり笑えたりするのではないか?(笑) え、そっちが元ネタ!?(爆)
前説でケータイ、スマホなどの電源オフのお願いの時にその理由を「他のお客様の集中の妨げになりますので」と明言して下さるのもありがたい。これ、広まるといいなぁ。
あと、帰路、いち早く忘れ物お知らせ+αのメールが来たが、当初告知した予定上演時間の変更(10分ほど延びた)や前日の確認も含めて細やかなメール対応もお見事。