期待度♪♪♪♪♪
心中ものは道行が、華なのだが、自死してしまった高松にはその経験がない。死んで花実を咲かそうとする花魁の死霊と生臭坊主の掛け合いが面白そうだ。ところで、生臭坊主の論理というものには結構したたかなものがある。例えば百八の煩悩の中でも、非常にデリケート且つ重大な問題である性の煩悩を滅却するに、二つの方法があるという。一つは、ストイックに修行をして解脱する方法である。してもう一つは遊びに遊びまくって飽きる方法である。無論、後者が生臭の論理だ。
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2017/07/31 15:55
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