満足度★★★★
いつもながらの中々凝ったセットだが、終盤、もっと驚く。この仕掛けには感心した。基本的に大人の狡さ、卑怯を嫌った若者達の、それでも生きていれば嫌も応もなく大人の年齢になってしまうことへのアンヴィヴァレンツや、そうなってしまうことの是非に対し、ちょっとしたピカレスク・ロマンの手法を用いたケツマクリ。若書きの粗さや、背伸びが見られなくもないが、ふつふつと湧き出るエネルギーと突っ走る勢いには爽快感さえ感じる。花四つ☆
ネタバレBOX
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2017/07/17 05:56
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