満足度★★★★
呪縛の物語ファンタジーほどに現実からかけ離れているわけでもなく、かといって今僕が居る現実でもない場所が舞台。ゴッサムだからで全て説明できる(する)潔さ。先がわからない面白さを味あわせてくれる劇団って稀少。この空気が好きな人とわかちあいたい作品言葉の呪縛の怖さをひたひたと感じさせながら、終盤に観客に未来を想像させ悟らせる場面に背骨が冷えた。「正しさ」の暴力性も身勝手さも描き、もがくことに美しさも救いも残さない無情もまた心を動かす情景。小日向星一さんがとにかく魅力的だった
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2017/07/16 15:28
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