ハイヌウェレの骸 公演情報 ヅカ★ガール「ハイヌウェレの骸」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/07/09 (日)

    7月9日、鱗チーム、千秋楽の舞台を拝見。

    ネタバレBOX

    むらさき・るりの姉妹や弥剣ヶ峰の一族が悲劇へと否応なく加速度的に追い立てられていく筋運びに、脚・演の飯塚未生さんを知るきっかけとなった『のばらのばらのばら』の記憶が蘇りました。
    もちろん「運命へと誘う夜叉姫」「運命に抗おうとするナユタを初めとする人々」を配した『ハイヌウェレの骸』は、『のばらの…』とは違って、重層的な構成です。しかしながら、実は両作品とも、その底流をなすものは同じではないかと。
    様々な紆余曲折が設けられていながらも、登場人物が各々の「結末」に向けて一直線に突き進む、その潔いまでにひたむきな作劇にこそ、飯塚作品の魅力の神髄があるのでは、と勝手ながら、改めて確信した次第です。

    それから、本作品の世界観をより豊饒なものに仕立て上げた

    きらびやかであったり(白蛇の夜叉姫と、その仔蛇たち)・遊び心満点だったり(旅芸人一座の座長と影法師)の衣装

    その場の雰囲気を、幻想的にも・神秘的にも・艶めかしいものにさえ、塗り替えてくれた、精巧な振付

    演劇のド素人が言うのもおこがましいのですが、とても高く評価させて頂いたと申し添えておきますね。

    1

    2017/07/10 03:31

    1

    0

  • アシストさん

    お返事大変お待たせしてしまい申し訳ありません…!
    重ね重ね、ご来場誠にありがとうございました。

    自分の作風が無い(!)というのが長年の悩みだったので、アシストさんに見出していただけて感激です。
    どんなに作品の世界観やスケールが変わっても、
    自分の胸を震わせるものに正直でいようと心がけて作劇しております。月並みではありますが……

    ド素人だなんて…!何を仰いますか…!
    私にとってアシストさんは観劇のプロですので、高評価いただけるのは大変光栄です。いつも次回作への活力を下さり、本当にありがとうございます。
    また是非劇場でお会いできますように!

    飯塚

    2017/08/28 04:21

このページのQRコードです。

拡大