満足度★★★★★
鑑賞日2017/06/24 (土)
座席1階A列
ウォーキング・スタッフ『怪人21面相』シアター711
前作『三億円事件』に勝るとも劣らない出色の半フィクション作品。
『三億円事件』は警察サイドのお話でしたが、今作は犯人サイドが描かれていました。
大胆な仮説に基づく重厚なシナリオ、巧みな演技・演出による圧倒的な臨場感。
面白すぎて時間を忘れてしまうほどでした。
演技も皆さんすばらしかった。
特に元刑事の白砂が印象に残りました。
幸村の独特なセリフ回しが気になっていたのだけど、あとになって得心がいきました。上手いなぁ。
すっごい細かいことを言えば
新聞紙やカメラ、お菓子のパッケージなどの小物は当時の物を用意出来たら……
他が完璧すぎてそんな些末な事がかえって気になってしまったのかもしれません。