満足度★★★★★
どこにでも居そうな家族(母、兄・妹)が、生きることに真剣に向き合い、悩みながらも前進する心温まる内容。この変哲のない家族とその周りの人々が織り成す物語は、在り来たりである事から、役者の表現力に依る見せ方が重要になっている。本公演の役者陣は、映画のワンシーンを切り取り、アップにしても堪えられるのではないかと思うほどに見事。その感情表現は素晴らしかった。さらに舞台美術はシンプルであるが、それだけに情景・状況設定を固定化することなく、役者の演技を邪魔しない作りも良かった。(上演時間1時間40分)
ネタバレBOX
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2017/06/10 11:53
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