はたらいたさるの話 公演情報 劇団きらら「はたらいたさるの話」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

     役者たちが、熊本弁で喋り実に自然に、日常的だが極めて個性的なキャラクターを造形してゆく。花四つ☆

    ネタバレBOX

    スリリングに見えるのは、間の取り方が実に巧みで、脚本が人間関係というものの本質を捉えて提示しているからだろう。元々、九州の劇団ということもあり、舞台美術は箱馬と幅の狭い平台を用いただけのシンプルなものであるが、却ってこれが効果的である。本の良さと役者陣の演技、そして演出と効果という芝居の芯の部分に集中させる役割をも果たしているからだ。状況設定も良い。味のある、癖になりそうな舞台である。

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    2017/05/21 09:57

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