満足度★★★★★
60年代の哀感を象徴するものとして、蚊帳職人を選んだことに敬服!劇中の台詞にもあったけれど、作者自身も蚊帳で寝たことなどないのでは?社研とか、60台の私にはノスタルジーを刺激されるものが満載でした。そういった外枠だけでなく、人を思いやる心が細部まで丁寧に表現されていて、素晴らしい舞台でした。2020東京オリンピック前の状況をアジテーション的に批判するのではなく、心にじわっと問いかけられた感じでした。老婆心(文字通り)ながら、劇チョコのチケットはこんなに安くていいのだろうかと、観劇の度に思います。
0
2017/05/15 20:03
このページのQRコードです。
拡大