満足度★★★★
第27班 morning sun 晩夏チーム観劇。
若くて青くてあたたかくて、じんわりする物語でした。
当日券チャレンジで滑り込めて良かったなぁ。曇り空で朝陽は拝めてないけど、早起きは三文の得、でした。
当日券で入って、当日パンフの文や相関図を見れないままの観劇だったので、たまーにナオユキってどいつだ?(笑)ってなったりしていたけど、物語迷子になることはなくついていけたかな。
転換は無いけど段差とかの区切りで場所が分かれて遷移するタイプ。だからどっちかというと映画的かな。
"いわゆるフツーの大学生"らしからぬ、病気だの結婚だの妊娠だの同性カップルなんかも出てきたから、創られた物語であることは明らかだけど、ちゃんと引き込んでくる力はあったなぁ。突然の乙女ゲーム部分はビックリしたけど面白かった。し、ちゃんと回収されたからいいんだけどね。
ゲーム内で出てきた大沼さんのクマノミ、イケイケ?な性格でかっこよかったなぁ。あんな沼さんはなかなか観れない(笑)。本人とも役とも真逆のキャラをやらせたかったんだろうな。
本役のシノハラは、歳くった大学生かと思ったくらいフランクな先生で、優しくて、舐められてて、人情味溢れてた。
脚本演出の深谷さんの脚本はエビスで以前見てたから、演技も見てみたかったなー(逆班出演)。
そして、あの長閑で凡庸としたキャンパス(笑)を知っている身としては、なんでこんなに複雑な物語を描いた/書けたのか聞きたい。でもまぁ、大学生のころって色々拗らせる時期だよね(苦笑)。