満足度★★★★
鑑賞日2017/05/03 (水)
価格0円
無題2048(17-051)
5/3 13:00の回(晴)
会場はスパイラル1F奥の円形スペース(スパイラルガーデン)。特に受付などはなくSICF17受賞者展などを観ながら、程よい時間に会場へ。大きな「毛布」の展示物の下に座る、周辺の椅子に座る、立見といろいろ。
妖精大図鑑が5/5(金)に出るので、と思っていたところ、先日、AnKの公演に行って久保佳絵さんが出るというので観に来ました。
1.杉山恵里香さん
赤い衣装にサングラスで歩く、小走りする。音楽を聴きながら歩く人。その名も「ウォークマン」が登場したのは1979年らしい。今ではスマホを観ながら音楽を聴きながら時を忘れて、ということなのかもしれません。
音楽がある/ない、ダンス。ダンサーのイメージするのとは違うジャンルの音楽を聴きながらでは...。個人的には、無音=集中/緊張感/時間の喪失、音楽(この場合、ノイズ的なものを含むのか)=拡散、流れ。
2.Von・noズ
全員動物のお面を被っての登場。演技中、素顔は見せない(ほんの一時、客席とは反対側=奥のスロープ側には見せていました)ので誰が誰かはわからず(久保さんと宮本さんはわかる)。
スクランブルドエッグ&ケチャップ(黄と赤)顔の鶏が一番シュール。シマウマ、ウサギ、ウシ、キリン、ゾウ、ヒツジ...妙に似ているようで滑稽な振り付け、全員、金と銀の鈴を身に着けている。
メンバーをみると
上村有紀(Von・noズ)、久保佳絵(Von・noズ)
大塚郁実、高橋沙耶、高宮梢、寺崎ゆいこ、宮本悠加、安岡あこ、吉川貴司
大塚さん、高宮さん、安岡さん「ロンド・カノン形式による創作表現(2014/10@江古田)」。
高橋さん「Parting(2014/5@セッションハウス)」「ラフレシア(2013/10@明石)」。
寺崎さん「バレエによる創作(2015/7@江古田)」「GODIVAより、あたしたち(2016/2@戸塚)」「モダンによる創作(2016/7@江古田)」。
吉川さんは「Pごちゃ山(2017/4@セッションハウス)」?
3.西田祥子 さん
花に舞う妖精のような印象、柔らかさと安定感でしょうか。再読中(で止まっている)のR.シルヴァーバーグ「夜の翼(カバー絵 中原脩)」のようです。
4.西尾佳織ソロ企画「クロージングパーティー」
おおっ、葉丸あすかさん、繰り返していたセリフが戯曲だったのですね。途中、下手。スロープを、ゆっくりと、時計の長針のように、ゆっくりと降りてくる女性が一人。上演中も普通に人が通るので不思議ではないのですが、不自然なほど歩みはのろい。ステージまでおり、演者に触れ、終演。
一番奇怪なパフォーマンスでした。
5.宮崎あかねさん
「DANCE ASSORT(2015/6@絵空箱)」以来か?
再演作とのこと。赤い衣装から神事的な印象を受けました。