満足度★★★
観劇した4月は、新入社員が入社してくる季節。物語はその新入社員研修という社会人第一歩を教育するというもの…ではなくタイトル通り、どのようにイジメるか、そんな悪意ある話である。もっとも新入社員研修のシーンと別のシーンが並行して展開するようで、交互に描かれる物語は、その関係性が弱いと思われる。
この公演…イジメでも楽しめたが、自分としては研修を通して学生から社会人へ変わっていく姿、または変わらない人間の本質的な面を描いた物語を観たかった。もっとも、そうすると劇としては「How To」的になるかもしれないが、そこは工夫次第であろう。
(上演時間1時間40分)
2017/04/22 13:30
2017/04/21 01:58
やはり舞台セットの転換は見せ場でしたか。短い暗転の中で見事でした。
さて、若い頃は必死だったことが、今では気にも留めないような。逆に一生懸命さがなくなり手を抜き、誤魔化すことを覚えてしまったようにも思う。
若かりし頃の思いがよみがえる”普遍的テーマ”の芝居を期待しております。