満足度★★★
「エジプトの、両手が右手の老婆」(☜某アニメのキャラ流用かな?笑)から手に入れた弓と矢で相手を射ると、その人間に「歴史上の偉人」の魂が乗り移る…片田舎のショッピングセンターを舞台に「偉人の魂を持つ者」達が巻き起こすドタバタコメディーなんですけど、よくこんなこと思いつくなぁ(笑)とまずは感心!
そして、このアイデアだけで、よくも、ここまでおはなしを膨らませたもんだなぁ!2時間弱の上演時間、あっという間に過ぎました♪
芝居自体とは別に、少し危惧したこと。エジソン、ナイチンゲール、キュリー夫人、アインシュタイン、チャップリン、最後から二番目に登場したヒト(※)、最後に登場したヒト(※)あたりは大丈夫だったとして(※はネタバレなもんで名前は伏せます)、ノーベル、フォード(☜米国の自動車王)、ムッソリーニ、スターリン…会場の若い観客の反応がやや薄い…ひょっとして今のヒトたちは知らないのかも?
ポプラ社刊「世界の偉人伝」、子供の頃にさんざん読んだのに、結局、偉人さんになれなかった(涙)オッサンに言えた義理じゃないのは承知の上で、基本的知識を有する度合いが幅広い?!層の観客のためにも、登場する偉人たちの紹介プロフィール、ぺーパーで配っておいた方が、より愉しめるんじゃないかなぁ?