満足度★★★★★
鑑賞日2017/01/22 (日)
【RED】(22日昼)
王子小劇場での初演以来継続しての「それだけでも元を取ったと思えるオープニングのラグビーシーン」からの高校生青春物語、回を重ねる度に完成度が上がっている感じ。で、ほろ苦い幕切れが余韻を残す。
あと、今回は3人の出演者の所属団体や前回出演作の役柄を知っていたのでニヤニヤも。
【BLUE】(22日夜)
ストレートな友情と屈折した友情、明るいトーンとダークなトーン、作家で言えば高橋三千綱と軒上泊(喩えが古い?)……とあれこれ対照的で、いわば「基礎編のRED、応用編のBLUE」な印象。
あ、こちらは「ヒリヒリする」感覚かもなぁ。
3人でパスの自主練習をする場面で巧い2人と下手な1人でちゃんとパスの出し方を変えているのも芸が細かくてイイ。