満足度★★★★★
REDを観劇。
圧巻のラグビーパフォーマンスで一気に期待感が高まります。
ページをめくる様に移り変わるシーンの積み重ねは、ストーリーというより部員達の日常の集大成。
そこではラグビーの上手い・ヘタ、女にモテる・モテない等のヒエラルキーが発生します。(私の高校時代は学力ヒエラルキーが最強でちょっと辛かったが)
強者にも苦悩があるし、弱者にだって主張がある。
高校時代、誰もが感じるであろう、満たされる事の無い「飢餓感」に懐かしさがこみ上げてきました。
満足度★★★★
「花園RED」を観劇。スクラムを組む姿もラストの大会シーン、なにしろラクビ―シーンが最高でした。役者の皆さんもいい意味で曲者ぞろい。熱量もすさまじくて観ていて楽しめました。残念なのは役者さんが多すぎて一人一人の印象が若干薄いことかなぁ。でもBLUEも観てみたいと思いました。
満足度★★★
十分楽しめたのですが、90分という上演時間に対してキャラクター全員のことが描かれているので、ちょっとひとりひとりの印象が薄い気がしました。
物語の中で話が完結しているというよりは、私たち受け手の想像にお任せされているように感じました。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/01/22 (日)
【RED】(22日昼)
王子小劇場での初演以来継続しての「それだけでも元を取ったと思えるオープニングのラグビーシーン」からの高校生青春物語、回を重ねる度に完成度が上がっている感じ。で、ほろ苦い幕切れが余韻を残す。
あと、今回は3人の出演者の所属団体や前回出演作の役柄を知っていたのでニヤニヤも。
【BLUE】(22日夜)
ストレートな友情と屈折した友情、明るいトーンとダークなトーン、作家で言えば高橋三千綱と軒上泊(喩えが古い?)……とあれこれ対照的で、いわば「基礎編のRED、応用編のBLUE」な印象。
あ、こちらは「ヒリヒリする」感覚かもなぁ。
3人でパスの自主練習をする場面で巧い2人と下手な1人でちゃんとパスの出し方を変えているのも芸が細かくてイイ。