満足度★★★
今より少し未来の話という説明であったが、その雰囲気は”昭和”時代そのもの。ある家族とその家に下宿している人々の交流には義理人情がしっかり描かれる。そして昭和50年代頃に流行ったTV番組を彷彿とさせる。
この公演は「第7回したまち演劇祭In台東」への参加作品。演劇祭は地域密着でオープニングステージ(1月7日)では子供ワークショップも開催している。地縁・血縁が集まっているかもしれないが、そこは下町の演劇祭、義理人情に厚い人々が観に来ているのだろう。少なくともそういう身近な人を取り込んでいるのだから…今後もっと飛躍を目指すためには一見(客)さんをどう魅了するか。
(上演時間2時間)