演劇専攻2・柴ゼミ『大工』 公演情報 多摩美術大学演芸舞踊デザイン学科・演劇舞踊コース「演劇専攻2・柴ゼミ『大工』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    ■約75分■
    押しまくる作風に気圧されてちょっと疲れた。大工の活気を表現したかったのだろうけど、騒々しくてせわしないシーンが続くと、話を咀嚼するいとまが作れず困ってしまう。芝居にはやっぱり緩急が必要。
    内容についてはネタバレにて。

    ネタバレBOX

    我が国、ひいては世界の抱える今日的な問題を、“家”をキーワードに寓話として示した作品。しかし、寓話化が過ぎて、何を問題視しているのかが見えづらかったです。もう少しばかり、リアリズム寄りの作りにしたほうが伝わりやすかったのではないだろうか?
    『あたらしい憲法のはなし』もそうだったが、柴幸男という劇作家は、社会問題を扱うともうひとつピリッとしない。

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    2017/01/15 23:28

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