ワレワレのモロモロ 東京編 公演情報 ハイバイ「ワレワレのモロモロ 東京編」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ハイバイの岩井さんの戯曲は、自分の体験・歴史を語ることが多い印象だ。
    それを周囲に広げて、それぞれが体験した「ひどいこと」の体験集。

    ネタバレBOX

    8本のタイプの異なる「ひどいこと」が、面白くって切なくて、泣けたり笑えたり、の2時間半(休憩含む)。

    どの作品も導入部は落語の「まくら」のようであり、自分が語る(演じる)ので落語のようでもあった。

    自分の体験を語ると言っても、そこは作品なので、結構面白くなつている。
    「ひどいこと」のレベルによっては、まだ「作品として他人の目」で見つめ切れていない出来事もあるように思える。そこはウンと戯画化して広げているようだ。

    岩井さんの演出を垣間見るような作品があったが、あれもストレートに岩井さんではなく、「面白要素」を盛っているに違いない。
    違いないが、演じたご本人はどうだったのだろうか。

    現実にリンクしているエピソードなので、関係者の中にはくらくらしてしまう人もあったに違いない。平原テツさんのエピソードとか。

    それにつけても平原テツさんには売れてほしいと心から願った。

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    2017/01/11 04:53

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