満足度★★★★
鑑賞日2016/06/17 (金)
価格3,000円
観ているこちらが照れ臭くなるほどに真っ直ぐな男女5人の青春群像劇。
しかし考えてみると「文化祭大作戦」にしても「保健体育」にしても…いやむしろ20歳の国の作品全ての根幹を成すものを抽出するとこうなるのではないか?
登場人物の少なくとも1人には(←だいたい複数かと)共感したりかつての友人を重ね合わせたりできる人物造形が巧みにしてズルい(笑)。
また、時として劇中の時期が前後するが、観ていてそれに戸惑うことがない演出/演技なのもイイ。
なお、喩えれば初演版は地デジ化前の4:3画面のテレビドラマ、こちらはそれの劇場映画版、みたいな印象。
新宿ゴールデン街劇場とSPACE雑遊(しかも横長)の演技エリアの広さの違いからか?(笑)