満足度★★★
鑑賞日2016/05/08 (日) 14:00
5月から色々キツイ状態で、観てきた!書き込みをかなりしてなかったのですが、誰も書き込みしてなかったとは驚き。火遊びさんはフライヤーのテイストも好きで、前売り完売だったのですが、当日券で拝見した作品。舞台は女性の拘置所がメイン、網で仕切られた奥の席に通されて、こちらが閉じ込められたような客席。昭和が終わる頃、失踪した父親を待たずにロクでもなさそうな男と再婚しようとする母親に敵意を向ける娘。黒澤さんが意外にも母親っぽい年齢にちゃんと見えました。母に訴えられて投獄された娘役の佑木さん。少年ぽさがあって良かった、同じ雑居房に居る人々の影響がちょっとだけ大人になる変化が、静かに写されてた気がします。昭和ギリな時期というより昭和初期っぽい空気感でした。ま菊菊のタイトルには必要だったのかな?場面は拘置所が多いのに、寂しさを感じる日常系な親子の作品に感じました。