満足度★★★★★
鑑賞日2016/12/22 (木)
出演者8人による8編の体験談を基にした短編良品な面白い舞台だった。
その中の1作、ネグレスト気味な母の話は、その出来事を笑って見るほどは肝が座っておらず、個人的に見る未熟さがあるんだろう。
平原さんは私の中では実力ある役者さんなので、これからもっと活躍の場があるはず!
良々の酔っ払ったお父さんの横暴さは九州男のあるある感満載だったが、ノストラ〜の部分は教室の部分にあたるのか。
永井さんの悲惨な体験にちょっと笑ったけど、舞台作るのって本当大変なんですな、演出している岩井さんの激しさは素の部分で演っているだけのなのか、それとも演じてるのか、どちらなのかわからないくらいの素晴らしい威圧感があった。
岩井さんの戯曲はあのショートショートだと奇妙な話にも思えたが、違うアプローチを加えて、もっと長く見たくなった。
川面さんの話には、短編ながら登場人物の人柄の魅力と話の中に引きこませる筋に少し目頭が熱くなった。
後半4作は特に面白く感じたが全編面白く、10分ほどの休憩が入ってもあっという間の2時間半だった。