満足度★★★★
鑑賞日2016/10/01 (土)
会社の設定、着想がすごく面白い。客のニーズを更に結び付けようとした段階もなかなかビジネス思考っぽくて良かったが、具体性を持たせる前に有耶無耶になり、割りとテンプレな国絡みの陰謀にシフトしていったトコはちょっと勿体なかったかな。
虎屋社長はもっと深彫りして判断の合理的な裏付けを感じさせて欲しかった。それを単なる命令受諾でなくメンバーにしっかり同調させることで、凶行に及んだ判断の重みと自責の念を表現して欲しかったかな。やっぱテロはやんちゃでは済まされない。
ただ、演出・アクションのド派手さは最早鉄壁で、それだけでも見る価値があるのは確か。ラストの血しぶき演出がとても印象的で、このためにここまでの脚本があったのではと思うほど。役者さんの方では、田口佳名子さんの方言にちょっと萌えたw