ジュラシックな夜 公演情報 円盤ライダー「ジュラシックな夜」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    会場に入ってすぐに景観の素晴らしさに感動しました。

    恐らく洒落なのか映画館の様な音量でジュラシックパークが流れる。
    席を確保した後ゆったりとしたソファーに移動して始まるのを待ちます、その間景色を楽しむもよし、豪華な空間に浸るもよし。

    お目当ての渡部将之は主催らしくお客様の案内を続けており、なんと言うか安心出来る時間。
    そして前説からの始まり

    チラシに異空間コメディーと謳ってある通り、なんとも不思議な体験をしました。

    演劇で、しかも劇場ではない空間でこんな事が出来るのか、、、と驚愕

    詳しくはネタバレに書きますが

    ・少し目線を外して振り向いたらキャスト達が変貌を遂げていたり。

    ・時間の流れがおかしくなったかのような感覚に襲われたり、もちろん嫌な意味でなく。

    ・思わず物販の脚本を買ってしまうほど「こんなに普通に話しているやり取りが台詞なのか?」と思えたり。

    ここ何作か観れてなかった事が悔やまれるほどの体験をしました。

    そして今回から(今年から?)三人となった円盤ライダー。三人の力量が素晴らしい作品でした。

    元々贔屓の劇団ですが、必見の劇だと思います。



    ネタバレBOX

    普段通りに前説かと思えば振り向いたら役者が恐竜になってて驚きました。


    そして本当に普通に会話してる様な劇

    しかし今よく思い出すと大袈裟に架空のタイトル画面を出したり、マスター役の賢茂が明らかに大袈裟なのに、何故か現実のバーにいる錯覚を覚える

    とにかく四人(渡部、賢茂、冠仁、田中)の演技が見事としか言えない。魔法にでもかかったようでした。


    そして忘れられないもう一人の恐竜

    渡部ともう一人の恐竜の繰り返しのシーンで時空が歪んだような、何といったらいいか表現出来ない空間になり

    またバーに戻る

    その度に渡部演じる佐藤が変化していく様が印象的でした。

    男同士の馬鹿などんちゃん騒ぎ

    最後に替え歌の「酒と泪と男と女」を全員で歌っている間に27階から見える景色が飛び込んでくる。

    劇場では絶対に味わえない体験をしました、これこれ、これが見たかった(体験したかった)と思える劇。


    とにかく音楽もスポットライトもないはずなのに今感想を書いている私が思い出す景色はモノクロだったりスローモーションだったりする。時間もどれくらい経ったのかわからず、カーテンコール後も暫く立ち上がれなかったほど。

    新年バージョンはまた変わると言う。どこかでもう一度あのバーに行って、魔法にかけられたいと思います。

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    2016/12/25 09:03

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