満足度★★★★
こんな寒い所で待たないといけないの・・・と思っていたら早めの案内でほっとしましたが、寒いのでせめて中に入れてくださいな。と言うちょっぴり不満は会場に入ったとたんに払拭されました。東には登る満月(多分)、西には暗く沈んだ明治神宮の彼方に続く町の灯り。新宿駅方面も眺める事ができます。晴れた日中なら富士山も見えるそうでその時間にも行きたいものです。こんな空間で始まる物語。それだけでワクワクしてくると言うものです。
満足度★★★★
初・円盤ライダー。チラシでの認知2回目にして観劇は早い。劇団来歴も役者も知らぬが何となく気になり、村井雄(劇団ペナントレース)作・演出とあるのも後押しして(年頭の主宰劇団公演はインパクト有り)、開演日時も都合よく観劇に至る。此度は会場を山野美容専門学校27階ラウンジ。未知との遭遇に期待、して遭遇叶った事に気をよくして帰路についた。
芝居の方は力の入った、ナンセンスギャグのノリにして実態は男ばかりの体育会系ハイテンション会話劇。奇妙な間合い、テンション、動線も、余韻を引き摺っておかしみを残す。「脱線が成り立つ」スタンダードが提示・維持されていたという事だ。
バーに既に居る客と、新たに訪れる客。ご都合主義でなく関係が結ばれて行く様が楽しい。他愛ない会話もいい。
満足度★★★★★
会場に入ってすぐに景観の素晴らしさに感動しました。
恐らく洒落なのか映画館の様な音量でジュラシックパークが流れる。
席を確保した後ゆったりとしたソファーに移動して始まるのを待ちます、その間景色を楽しむもよし、豪華な空間に浸るもよし。
お目当ての渡部将之は主催らしくお客様の案内を続けており、なんと言うか安心出来る時間。
そして前説からの始まり
チラシに異空間コメディーと謳ってある通り、なんとも不思議な体験をしました。
演劇で、しかも劇場ではない空間でこんな事が出来るのか、、、と驚愕
詳しくはネタバレに書きますが
・少し目線を外して振り向いたらキャスト達が変貌を遂げていたり。
・時間の流れがおかしくなったかのような感覚に襲われたり、もちろん嫌な意味でなく。
・思わず物販の脚本を買ってしまうほど「こんなに普通に話しているやり取りが台詞なのか?」と思えたり。
ここ何作か観れてなかった事が悔やまれるほどの体験をしました。
そして今回から(今年から?)三人となった円盤ライダー。三人の力量が素晴らしい作品でした。
元々贔屓の劇団ですが、必見の劇だと思います。