リンドバークたちの飛行 公演情報 ゲッコーパレード「リンドバークたちの飛行」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題1988(16-278)
    12:00の回(晴、暖)。

    11:45受付、靴を脱ぎ、スリッパのまま奥の部屋へ。

    薄暗い部屋、飛行帽、ゴーグル、ジャケットがトルソ(?)にかかっている。リンドバークには「7人の仲間」がいて飛行機を作ったそうでその7人分の椅子が用意されている、それは本作の「観客(定員7名)」のためのものでもありました。

    4月から観始めた「戯曲の棲む家」シリーズも5公演目、本年最後。回を重ねるたび蕨でよく利用していたお店がなくなってゆくような気がします...引っ越してから20年以上経っている。

    終演後、浦和の中央図書館によって「ブレヒト戯曲全集(第8巻)」を借りてみました。本作、ページ数にして70頁弱、タイトルの横に小さく「少年少女のためのラジオ教育劇」とあります。

    観客は「家」の中と外を物語と一緒に進み、最後は空から地上に下り立つ場面に立ち会う。そのぴったりのタイミングで本物の飛行機が青空高くまっすぐな飛行機雲を描いて飛んでゆく。

    リンドバークと行く手を阻む自然の闘い、観客に漁師役があてがわれる。航路に沿って部屋を移動する~何があるのかドキドキ、どの部屋も階段も趣向を凝らしたものでした。

    市松さんは「Birthday(2016/7@テルプシコール)」を観ました。

    好奇心/野望が駆り立てるのでしょうか。「初めて」の試み。海から陸へ、樹上から大地へ、大地から大洋と大空へ、そして太陽系外へ。その原動力は何なのでしょう。そんな思いが浮かんできました。

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    2016/12/18 19:06

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