満足度★★★★★
胃が痛む加賀谷が何を言い出すのか?絶えずその発言に神経をすり減らしていくものたちの緊張感に、観ているこちらも引きずられ、終始神経がキンキンしていた。自分のやりたいものと、スポンサーの意向、この間で追い詰められていく柳井の切迫感、胃が痛くなるような錯覚を覚えた。本音と建て前の業界事情がよく現れた舞台。そして、最後に柳井の取った行動が、また、実にその道のものらしい気がして、哀れにも思えた。明かりが入る前と入ってからのセットの面変わりがまた、意味深で魅力的だった。
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2016/12/16 18:14
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