満足度★★
テーマはとても興味深いでも、、、
まず、申し上げたいのが、終始うるさい。やたらわめき声をあげられると、正直集中力が途切れてしまいます。それはさておき、、、
最後に提示されるテーマ、それはタイトルに暗喩として示されているのだけれど、最後になるまで判りませんでした。オープニングは何に繋がるのですか?民族間の諍い、レズビアン、仲間意識、母国語、自己選択的な人生、人間の階層や不幸、迫りくる戦争、軍需産業、様々なテーマが見え隠れするのですが、それがどこにも収斂されて行かないというか。人物の配置もバラエティーに富んでいるのですが、それがバラバラに動いているだけというか。息子の嫁の存在意義は?(彼女は何に苦悩しているか、想像できないし)主人公のアジンの性格豹変の経緯は?