「ヴルルの島 」 公演情報 おぼんろ「「ヴルルの島 」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    新鮮味が。
    もう三年前以上になるんですね、ぼくが初めておぼんろを体験したのは、芸術劇場の展示会でのイベントで、そのときはすごく面白くて可能性を感じて。
    その直後の公演は二回リピートして拝見したのです。そして今回が三度目のおぼんろ体験だったのですが。なんというか、あんまり進歩を感じなくて。正直がっかりしたのであります。世界に入り込めないというか。
    いまのままでも熱烈なファンはいらっしゃるようだから、なんというか、いまのままでもいいのかもしれないですけどね。万人に受け入れられるってことはないでしょうから。ぼくみたいへそ曲がりもいますから。
    舞台が広すぎる。欲張りすぎなのかもよ。

    ネタバレBOX

    前説(?)なんかも、新鮮味がなくて。「、、、をイメージしてください」と言われても。そんなことわざわざ説明しなくたって、自然にイメージできる世界を舞台で展開してくれればいいだけなのでは。
    そこが船の上なのか、倉庫のなかなのか、丘の上なのか、寝床みたいなとこなのか、わかるけれども、どうしてわかるのかっていうとセリフで説明してくれるからであって、感じることはできなかったかも。
    演技が予定調和な感じで、新鮮味はなかったです。大事なことが抜け落ちてる感じがする。
    ぼくの提案は、演出を誰か違うひとに頼む、みたいなことをするとどうかなあと。
    そうすればまた違う世界が広がるかも。
    ものすごく辛口になってしまってゴメンナサイ。

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    2016/12/05 19:41

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  • 「おぼんろ」劇団の上演方向で問題が浮上!

    美しい作品観劇集団を形成していくには,決して方針は変更してはいけない。いつもの仲間が,いつもの小道具の山で,静かに公演を見て感激すればよい。とくに,メンバー変更があったり,プログラムを変えてしまえば,「寅さんシリーズ」は中核を失う。このままいけば,自分たちの宗教的会合はマンネリで永遠に続いていくのだろう。

    メンバーは,女性が多い。その場所は,イケメンのお兄さんが,ホスト・クラブ的に,おもてなしをしてくれれば彼女たちは,癒されるのだ。そして,演劇のなんたるかを良くわかってない,ぼくのようなおじさんたちは,圧倒的に女性のいるグッズまで売っている,ジャニーズ系の集会所に,混じって快感を得ているのかもしれない。

    では,『ビョードロ』のような傑作は,まさにセレンディピティというわけか。彼らは,たしかに力ある役者ばかりだ。しかし,主宰にひっぱられて,大衆演劇に落ちていくということだろうか。なんと,惜しい!

    大衆演劇でいいじゃん。金太郎飴でいいじゃん。

    2016/12/05 20:59

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